神奈川旅行01:大阪→横浜 八景島シーパラダイス(2022年3月1日)
「シロイルカのおでこってどんな感触なんだろうな」
鴨川シーワールドでシロイルカのおでこをプルプルする飼育員さんを見てからと言うもの、そればかりが頭を過ります。
なんとか触れないものだろうか。
そう思い、現在日本に4館しかないシロイルカを飼育している施設の内の1つである「横浜 八景島シーパラダイス」について調べてみると、シロイルカに触れることのできるイベントを開催しているとのこと。
行かねば……!
という事で、急ではありますが、八景島シーパラダイスに行くことにしました。
今回も例によって夜行バスでの移動となります。
時刻は夜9時。
ビルの明かりに照らされながら、出発地点であるヨドバシカメラ梅田を目指します。
木目調のお洒落な床の、3列シートのバスです。
今回は窓際の席でした。
と言っても、夜行バスのカーテンは基本的には常に閉められているので、外の景色が見られるわけではないので、あまりメリットはありませんが。強いて言うなら、窓にもたれられるのが利点かな。
さて、そうこうしている内に出発の時間となりました。
しかし、一向にバスは発車せず、何やら運転席が慌ただしい様子。
どうやら、私の2つ前の席に座る方が、荷物だけを残してどこかえ消えてしまったもよう。
結局10分ほど待っても来なかったので、そのまま出発することになりました。
夜行バスの置き去りに遭遇するのはこれで2回目です。そんなに頻繁に発生するものなんですかね。
置いていかれた本人は大変だろうとは思うのですが、つい笑ってしまいます。
ダメですね。性格の悪さが出ています。
さて、無情にもバスは走って行くことになったのですが、ここで大変なことに気が付きました。
当方、実はかなり車に弱く、昔から高頻度で酔うため今までの夜行バスの旅では酔い止めを欠かさずに飲んでいたのですが、今回はそれを失念していました。
人の不幸で笑っている場合ではなかった。或いはそれ故にバチが当たったのか。
幸い出発時点では酔いの気配を感じられなかったのですが、最悪な形でのスタートとなってしまいました。
さて、2時間もすると最初の休憩地である土山サービスエリアへと到着しました。
このあとも2ヶ所ほどサービスエリアでの休憩をとるとのことでしたが、私は車酔いが怖いので今回は寝ることにしました。
そうして、途中何度か目を覚ましては軽い酔いを感じながらも、無事に横浜駅へと到着しました。
……ついたは良いものの、出口を見付けるのに少し苦労しました。
さて、現在の時刻は5時30分。
八景島シーパラダイスの開園時間は10時となっています。
電車で向かっても時間を持て余すし、かと言って別の場所で時間を潰そうにも朝は店も閉まっていることが多いです。
そうした中、私が選んだのは「時間を潰しながら歩いてシーパラダイスへ行こう」と言うものでした。
恐らく9割9分の人が私の正気を疑うところだとは思いますが、残念ながら大真面目です。
電車賃浮くし、色々なものが見られるので、案外楽しいです。
さて、そうと決まれば早速地図のアプリで場所を確認しながら歩いていきます。スマホ様々です。
最初に見えたのはパシフィコ横浜。
私は行ったことがないのですが、たぶんイベントによく使われる場所です。
時刻は6時頃。
朝日に照された海を眺めながら赤レンガ倉庫にて朝食を取ります。
続いて中華街。
カラスが大量にいたのが気になりました。
私はあまり知らないのですが、競馬に縁のある場所だそうです。
坂道がかなりキツかったです。
根岸公園を抜けると、JR根岸駅に着きます。
ここからは国道357号線沿いに歩くだけで目的地に到着します。
私を追い抜いていくシーサイドラインを横目に、ひたすら歩いていきます。
徒歩での所要時間が電車でのそれを抜いた瞬間。
妙に感動しました。
そうしてすぐに目に入ったのは八景島シーパラダイスの案内。
嬉しさで足の疲れもどこかへ消えていきました。若さの為せる技です。
そこから歩くこと10分、ついに八景島へと到着しました。記録は3時間半と言ったところ。こういう無茶ができるのは一人旅ならではです。
橋を渡り、いざ八景島の島内へ。
開園前であるためか、人はいるものの、どこか寂しい感じがしました。
さて、第一部はこれにて終了となります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!