地獄巡りin別府01(2020年9月5日)

さて、大阪から船に揺られること約12時間、無事に別府港へと到着しました。

12時間と言ってもその殆どは寝て過ごしましたし、何より船旅も楽しかったので「案外すぐ着いたな」というのが私の印象です。

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歓迎の言葉を受けつつ船を降りて外に出ると、良いタイミングでバスが来たのでそのまま乗車し、JR別府駅へと向かいます。

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※こちらの写真は帰りに撮ったものです。

 

他府県からの観光客が地獄巡りを行う方法としては、ツアーに参加する、バスを利用する、タクシーを利用する、といったものがあります。

今回は自分のペースでゆっくり回りたかったため、バスを利用することにしました。

そこで欠かせないのが「MYべっぷFree」という乗車券(900円)。

こちらの乗車券は、別府市内を走る「亀の井バス」の全ての「ろせんバス」に1日(もしくは2日)乗り放題となる、かなりの優れものです。

今回の旅行でも大活躍でした。

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さて、バスが来るまでの時間つぶしに別府駅内をうろついたり置いてあったパンフレットを眺めたりしていると、バスが来たので早速乗り込みます。

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そうしてバスに揺られること約20分、最初の目的地である「海地獄前」というバス停に着いたので降ります。

降りて最初に目についたのは、いたるところから吹き上がる白い煙。

排水溝から湯気が出ていたりと、普段あまり目にすることのない光景に感動しました。

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海地獄前のバス停から5分ほど歩いたところで、最初の目的地である海地獄へと到着します。

七地獄では各地獄ごとに入場料が設けられていますが、今回は七地獄全てに入場することができる「共通観覧券(2000円)」というものを購入したので、かなりお得に回ることができました。

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海地獄は今から1000年以上前にできた熱泉で、水面が海のように青く見えることから、その名がつけられたそうです。

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写真では伝えられませんがこちらの地獄は常にシュゴオオォォォという凄まじい音を放っており、迫力もかなりのものでした。

また熱気もすごく、近づくと汗が噴き出ました。

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ちなみに水面が青く見えるのは温泉成分に「硫化鉄」を多く含んでいるためなんだそうな。温度は100度近くあり、泉脈までの深さは200メートル以上あるそうです。

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ちなみにですが、七地獄の中で土産物が置いてある大きな店があるのは、ここ海地獄と後ほど向かう予定の血の池地獄だけなので、じっくり見ていくことをお勧めします。

 

 

さて、次に向かうのは鬼石坊主地獄。海地獄のすぐ隣にありました。

こちらの地獄には人間が浸かることのできる温泉が併設されています。

今回は行きませんでしたが、機会があれば行ってみたです。

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こちらの地獄は灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ていることからその名がつけられたそうです。

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泥がポコポコと湧き上がる様子は見ていてなんだか面白かったです。

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鬼石坊主地獄を出て案内に従いつつ5分ほど歩くと次なる地獄、かまど地獄へと到着しました。

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こちらの地獄には1~6丁目まで、それぞれ異なった特徴を持った地獄を見て楽しむことができます。

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また、温泉を体験できるコーナーとして極楽も1丁目から4丁目まで用意されていました。

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かまど地獄から1分ほど歩いたところに4つ目の地獄である鬼山地獄があります。

こちらの地獄では温泉熱を利用したワニの飼育をしており、別名「ワニ地獄」とも呼ばれています。

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ここではクロコダイルやアリゲーターなど、約80頭ものワニが飼育されています。

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また、生きたワニが見られるだけでなく施設内には過去に飼育されていたワニの剥製なども置かれていました。

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次に行くのは前半最後の地獄となる白池地獄です。

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ここでは日本庭園のような落ち着いた雰囲気の池(摂氏約90度)を見ることができました。

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また、施設内には熱帯魚館もあり、中ではピラルクやピラニアと言った熱帯魚が飼育されていました。


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と言ったところで地獄巡り前半戦を終了します。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

続く